挫折から這い上がる途中と万年筆とiPad
文章術の勉強
前回の失敗からしばらく立ち直れずにくさっていた私です。
気を取り直して、図書館にて、ライターのhow to本を3つ借りてきました。
3つともとてもやさしく、細かい説明がされており、理解力を高めることができました。
目標は10万円の収入
勉強によって少し自信がつき、失敗を踏まえて、やり方を変えてみることにした。 まずは失敗した原因を考えてみます。
- 自宅で仕事をしていた。
- 気がつけばネットを見ていた
- ぶっつけ本番で記事を作っていた
- 記事のテーマが嫌すぎた
- 生活リズムが乱れていた
以上の点をピックアップし、対策を練りました。対策は以下のとおり
- 自宅で仕事をしない、図書館やファミレスを活用
- 資料集めからこつこつとやる
- 興味があるテーマ以外は仕事をうけない
- 生活リズムの徹底、軽い運動をする。
- 重要なのは目標意識。
目標があるのとないのでは結果に大きな差がでます。私は取り敢えず10万円を目標にしました。
ライターにはペンがいる
ライターとはパソコンで文字を打ち込むことが仕事でペンはほとんど使わないだろうと、思っていたのですが、資料の使えるネタをメモしたり、ほぼ必須のものとなっています。
私はこういった資料集めはMicrosoft OneNoteがあればいいんじゃないかなとか思ってます。
でも買えません。ちっ
まあそれでもペンとノートは絶対必要です。
仕事で使うんだからと¥1000の万年筆を購入しました。
万年筆はあこがれでした。
映画の場面でカッコイイ音をさせてサインを書く俳優。
使っている筆記具は万年筆だった。
そう、万年筆は書いているときの音がカッコイイ。
一方、ノートはお金が足りず買えなかった。とりあえず大学時代のノートを使っています。
このへん、貧乏すぎるだろう。MBA使っているのになんという貧困。
ノートのページの先のほうには「政治論」の勉強の跡が。ノートはリングノートだと書きやすくていいですね。
字がへたくそ
わたしは字がへたくそです。
高校時代、宿題のレポートを提出したら、後日に先公にマジギレされて返されたことがありました。
「なんちゅー汚い字なんや!なめとんのか!!!」
って。
なめてないです。集中して急いで書いたらそんな字になるんです。
つーか高校の教師ごときが偉そうぶりやがって(反抗期)ムッキー。
まだ覚えているトラウマです。
そんなこともあって、ノってくればノってくるほど、字は汚くなり、自分からしても読みにくくなる。それは分かっていたんです。
そんなわけで、紙とペンで下書きをつくって、それをパソコンで仕上げるってのは、不安でたまらないものです。
そこで思い出したのが「iPad2(初代)」タブレットPCです。コレには手書きで文字が書けるソフトをずいぶん前にインストールしてありました。
これ、つかえるんじゃね?
こんどこそ最初の仕事
今回はスマートフォンについての記事でした。
書ききれるようにテーマを選んで応募しました。
資料の本も2冊用意しました。
その2冊のうち1冊はペンとノートでネタをまとめ、もう1冊はiPad2でやってみることにしました。
字は下手だが万年筆はよいものだ 万年筆…。
昔、文房具メーカーの工場で働いていたことがあり、そこでは万年筆を作っていました。
私は製品テストも行っていたので、ペン先の良し悪しが感覚で分かるのです。
わたしが買ったものは試し書きができず、書き味のチェックはできませんでした。
書いてみます。「ふ…普通だ」 もし三段階の評価があったとしたら書き味は中間でしょう。
ちょっとがっかりしました。
ほんのちょっとごくごくわずかです。
万年筆は筆圧がほとんどいりません。すらすらすらすらと文字が書けていきます。気分もノりやすく感じました。
問題点とすればインクが乾くのを待たないといけないというところでしょうか。
ハイテクツールのおでまし
ででーん!iPad2です。
タッチパネル用のペンも購入済みでした。
これですぐに使えます。 早速ソフトを立ち上げて書いてみます。
うーんエコロジー。
いや電気使ってるしエコじゃないのか。
それにしても静かです。なぞっているだけなので筆記の音がほとんどしません。
誤字は消しゴムツールで消せる。色もたくさんあるし、ハイライトペンが使えます。
なにより大事なのは筆記感、感度が大事です。
ダイレクトに文字を書いている感覚がなければ違和感があってきっと使えないでしょう。
紙に書くように気安く書くことは出来ませんでした。
でも字がきれいです。紙に書くよりも、字がきれいです。
自分には最高のツールになりました。
問題点はただひとつ、タブレット端末をノートがわりにしている方を見かけたことがない。
これほど便利なのになぜだろう。
私の勘では、これからだということ。
まだまだ黎明期なのですよ。
一部の物好きが使うツールで止まってしまっているのではなかろうか。
値段も高いし。
これから各社で競争が起きれば、一般的に受け入れられる価格になってきて、タッチの感度もどんどんよくなって、きっとニーズは生まれるんじゃないかなぁ。