俺、今日からライターになる
ライターの誕生
我が輩はライターです。実力はまだありません。 わたしがライターになると決めたのは、ブログに届いた一通のメールから。
メールには「記事を書いて見ませんか?報酬は●●円です。」といった内容が書いてありました それまで大学の論文で文を書いたことがあるだけなので、文章力は無いし、本を読むのも苦手、はっきりいってむいてない。
でも、仕事として面白そうだった。きっかけはこんなもの。
最初の仕事
かくして、最初の仕事をうけることになります。テーマは育毛剤について。
このテーマ、見るだけでウンザリするくらい興味が沸かないものでした。
でも仕事が全くないルーキーが仕事にありつけるわけですから、「最初は何事も辛いものだ」という気持ちで、OKの返事をしたのです。
仕事の前に道具を選ぶ
弘法筆を選ばず。よくいう言葉です。プロはこれでいいのかもしれない。しかし私はアマチュア。道具がよくなければ自信が保てません。
幸いにもパソコンは最新式のデスクトップとノートパソコン(MacBookAir)がありました。 「これを使いこなせば書ける」Macにはそういう魔力があります。
しかし、仕事をはじめた頃は金銭的に苦しい時期でした。高機能な有料ソフトを買えるはずがありません。
Macにはお金がかかるという欠点があったのでした。
Macは金食い虫
ソフトも買えないので、記事を書くにもソフトがありません。無料ソフトの探しかたもわからない。
そしてひらめく、グーグルドキュメントを使って、文章を書くことにしました。グーグルドキュメントはクラウドを利用したオフィスソフトでMicrosoftのWordと同じようなことがブラウザ上で出来るソフトです。
ゲームなどの余計なソフトの入っていないMBAを仕事の専用機としました。そしてその勢いで5記事ほど書きあげることができました。
その出来上がった記事をGmailでクライアントに送ります。合否が問われるので緊張する瞬間です。
何しろ初仕事なのだから当然。返事はこうでした 「文字化けしていて読めないよ。もしかしてMacで書いたの?」 おっとソレは予想外、いや論外。
これではお話にならない。
グーグルドキュメントはMacに正式に対応していないようです。というかMacが対応していないようです。
この一件からしばらくMacで書くことをあきらめることにしました。
最初の壁
育毛剤の記事は正式に依頼されました。50記事くらいの数です。
一つの記事が600文字前後ですから、それなりにボリュームがあります。
私はそれでも軽い気持ちで仕事に取りくんでいました。
しかし、すぐに大きな問題が発生しました。ネタ不足です。最新の育毛剤なので本もほとんど無く、メーカーのホームページの説明文くらいしかネタがない。困った。
さらにネタの探し方も分からない。仕方がないのでグーグルで調べてWebからネタを拾うことにしました。
リライト
リライト、私はよく分からないのですが、書いてある文を自分の言葉にして書き直すといったことです。多分。
私の探した育毛剤のネタはリライトしかないくらい同じ内容がずらーっと並んでいました。じゃあ俺も。ってことで右にならってリライトで記事を作っていくことになりました。
ごめんなさい、できません
結果がどうであったかというと、できませんでした。期日までに四分の一だけ、最初の仕事なのに…。
「締め切りをのばしてください」と締め切り日にメールをし ましたが、怒りながら断られました。
「最初くらい勘弁してくれよ」と思いましたが、そこは私の甘えでしかありません。
むしろ「最初が肝心」ということなのでしょうね。
苦いライター業の船出となりました。